競馬コラム「極ウマ日記」 | 極ウマ・プレミアム

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[2017年3月25日19時43分更新]

あいにくの雨

ドバイからこんにちは。松田です。

いよいよワールドCデー当日です。メイダン競馬場には着飾った紳士淑女がこぞって来場しています。若干、寝不足気味ですが、競馬場の雰囲気が気分をハイにしてくれます。

雨のメイダン競馬場。むしむししてます

場内の一部。豪華です

足長お姉さん1

足長お姉さん2

きのうは良馬場だった芝とダートですが、金曜朝の調教中から強い雨が断続的に降り続け、25日現地14時過ぎでも馬場は悪化の一途をたどっています。主催者発表では、芝は稍重相当(YIELDING)、ダートは重相当(MUDDY)。今後の降雨次第では、もっと悪い馬場での開催となるかもしれません。

メイダン競馬場のゴール(レース前日朝に撮影)

 

馬券購入が可能なG1・3競走の本命はワールドC◎アロゲート、シーマC◎ポストポンド、ターフ◎ザラック。全て海外馬となってしまいましたが、応援するのは日本馬です。海を渡って調整を続けた10頭が無事にレースを終えることを願って、声援を送ろうと思っています。

【松田 直樹】

[2017年3月23日20時34分更新]

緑ゼッケン

 

春の風物詩でもある。

 

今週、栗東を歩いていると、緑ゼッケンの馬が列をなしていた。毎年、これを見ると春の訪れを感じる。

 

緑ゼッケンの馬の写真

春ですなあ…

 

なぜかといえば、緑ゼッケンを着用するのは2歳馬だからだ。まだ新馬戦スタートは2カ月以上も先だが、暖かくなるにつれて続々と2歳馬が入厩してくる。写真では分かりづらいかもしれないが、ゼッケンは(左から2頭目から順に)3、4、5番。先週末に森厩舎へ入厩したばかりで、年上の先輩馬(左端)に誘導されて歩いていた。ちょっとほほえましい光景だ。日高助手に聞くと「まずはゲート試験だけ。今週末には9番ぐらいまで入ってくるはず」とのこと。ちなみに、23日には新種牡馬のオルフェーヴル産駒が入厩したようだ。

 

3歳世代はいよいよクラシック開幕が近づいてきた。一方で、来年のクラシックを目指す戦いも始まろうとしている。新しい出会いが楽しみだ。

【太田 尚樹】

[2017年3月23日17時28分更新]

初めての共同記者会見

松田先輩が毎日のようにドバイ日記を更新中。

それを見てドバイのレースも楽しみになりますが、

日本のG1も楽しみですよ!

高松宮記念では池添学師が管理するメラグラーナがG1に初挑戦。

今回の共同記者会見に同師は初めての登場でした。

記念に1枚写真を撮ってみました!

 

「追い切りもうまくいって万全の状態」とのことでした。

同師にとって初勝利も初重賞タイトルもこの馬。

開業前に父である池添兼厩舎で携わっていた思い入れのある馬だそうで

「人とのつながりも大事ですね」と話していました。

 

会見が終わって今週の出走馬を話した後、

池添学師が「会見、大丈夫でしたか?」と聞いてこられました。

質問も多く、師もひとつひとつに丁寧に答えていたため

「いつもよりちょっと長い感じも…」と答えると

「え、そうなんですか!?(とちょっとがっかりそう)。

でも声が上擦ってなかったならよかったです」と。

気にしていたのは、そこでした(笑い)。

 

南半球産馬で、成長を待ってようやくここまできたメラグラーナ。

初めてのG1で勝利できるか。

力を出し切ってほしいです。

【辻 敦子】

[2017年3月22日22時00分更新]

心に刺さる思い出話

こんにちは。松田です。

ドバイ生活4日目で、初めて太陽を見ました。でも、朝は全然気温が上がらない。半袖のポロシャツ1枚で取材に行ってしまったため、海外メディアの方に「寒くないの?」と言われる始末。いや、超寒いですよ。これだけ寒いのは異例なんだそうです。明日はちゃんと上着を着て取材します。

ドバイターフの昨年覇者リアルスティールが鼻出血で残念ながら回避してしまいましたが、その他の日本馬は概ね順調に調整が進んでいます。今日22日はアポロケンタッキーを除く9頭が追い切りを済ませ、その走りで好調ぶりを伝えてくれました。

中でも注目はワールドCに出走するラニ&アウォーディーの兄弟2頭。海外メディアも結構気にしているみたいで、調教後に行われた松永幹師の共同会見にはかなりの人数が集まりました。

フランス出身の競馬リポーター、ファニー・サルモンさん。笑顔がとってもチャーミング

そこで、現時点での日本馬の評価を聞こうと、1人の女性に声をかけました。ファニー・サルモンさん。フランスの競馬専門チャンネル「エキディナ」の元リポーターで、現在はフリーランスとして活動する方です。米3冠競走を完走したラニが好きらしく、今回は彼を応援するそうです。そして話は巡り巡って、過去の勝ち馬へ。16年カリフォルニアクローム、14年アフリカンストーリー…、そして11年ヴィクトワールピサの名前が出た時に、彼女は胸に両手を添えて語り出しました。

「2011年の開催は日本が津波の被害にあったことを、喪章をつけてM・デムーロ騎手がレースに騎乗していたことを観客みんなが知っていたわ。私たちもあの出来事に胸を痛めていたし、応援していた。ヴィクトワールピサが勝って、日本人も含めた各国の人々が勝利を心から祝福していたのが本当に胸に響いたの。私も長年ドバイワールドCデーを現地で取材しているけど、後にも先にもレースが終わって涙が自然と流れたのはあの時だけ。2011年のワールドCは日本にとっても、私たちにとっても特別な価値があるレースになった。今でも思い出して涙がこぼれそうになるの。その時にKIZUNA(絆)という日本語を知ったのよ。すばらしい言葉だよね。そして、すばらしいレースだった」

話を聞いているこちらも胸が熱くなります。東日本大震災から6年がたっても、まだまだ復興は道半ば。遠い海の向こうで、被災者を思い続けてくれる慈悲深い人に出会うとは思ってもいませんでした。できたら今年も、海の向こうから勇気を与えてくれる日本馬の力走が見てみたいです。

【松田 直樹】

[2017年3月21日20時37分更新]

ちょこっと探検

こんにちは。松田です。

ドバイでの生活も3日目。きのうは砂埃にまみれて、今日はざーざーの雨に降られました。少し頭がほわーっとするのは、外国にいる高揚感からくるものだけではないような気がしています。ぶるぶる。

今日はメイダン競馬場での取材を終えて、空き時間に競馬場に併設されているメイダンホテルを探検してみました。ホテル自体は1コーナーあたりに建てられていて、ワールドCデー当日になると、セレブたちはバルコニーからレースを楽しむのだとか。もちろんそんな高級なホテルには泊まれないので、雰囲気だけでも味わってきました。

4頭の馬がお出迎え。

ヴィクトワールピサ。勝負服と同じカラーリング。

まずは入り口。過去のワールドC優勝馬のモニュメントが4体並んでいます。写真手前から06年エレクトロキューショニスト、98年シルバーチャーム、07年インヴァソール、そして11年ヴィクトワールピサ。日本馬が宿泊客出迎えの大役を担っているのは少しうれしかったです。しかし、なぜこの4頭が選ばれたのでしょう。基準はわかりませんが、ヴィクトワールピサは東日本大震災の年に日本へ感動と勇気を届けたあの走りが認められたからだと勝手に解釈しています。

エントランスをくぐると、でーんとワールドC優勝トロフィーが鎮座しています。歴代優勝馬の馬名が刻印されていて、重厚感たっぷり。そしてセンターにはヴィクトワールピサの名前が。いやあ、歴史に名を刻んでいる感があって非常によろしいですな。

優勝トロフィー。触れないようにロープが張ってありました。

真正面にヴィクトワールピサの刻印。

他にもいろいろあったんですけど、雨に濡れた服でホテル内をうろついてる人間に向けられる視線はなかなか厳しいものがありまして…。早々に退却してしまいました。晴れた日に小ぎれいな服を着て再チャレンジしようと思います。

【松田 直樹】

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