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競馬コラム「極ウマ日記」 | 極ウマ・プレミアム

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[2018年6月2日14時25分更新]

〈頑張れ、日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアー⑪〉

金曜、土曜の2日間で行われるエプソム競馬場のダービーフェスティバル開催。
オークスデーの金曜。主役は英オークス出走馬たちよりも、コロネーションCのクラックスマン(牡4、J・ゴスデン、父フランケル)とデットーリ騎手でした。
昨年の英チャンピオンSを圧勝し、今年初戦のガネー賞も完勝。本来、ここに登場するはずだった同じ厩舎で昨年の凱旋門賞馬エネイブル(昨年の英オークス馬)が8月まで戦線を離れることになり、押し出されるように参戦が決まりました。
同じ主戦デットーリ、ゴスデン厩舎。凱旋門賞の前売り1番人気に浮上したクラックスマンがどんな走りを見せるのか。
結果は辛勝です。とはいえ、途中はもう届かないかも、という空気。場内からは悲鳴、絶叫が…。勝負強さがすごいなあ。まさに千両役者な人馬でした。
ゴスデン師は「終始気分良さそうに走れていなかったけど、勝ててよかった」と話し、19日後のロイヤルアスコット開催、プリンスオブウェールズSに向かう意向を表明。
フランキー・デットーリ騎手はコロネーションC5勝目。過去には96年スウェイン、97年シングスピール、99年デイラミ、01年ムタファーウエクで制していました。
「今日のクラックスマンはベストではなかったし、エプソムのコースは合っていないんだと思う。勝てたことはハッピーだけど、世界に向けてもっと強いところを見せなくては」。ちょっと辛口です。
逃げて粘りに粘った2着サルーンはキャンフォードクリフス産駒で昨年の英ダービー13着馬。カーク師は「彼が素晴らしい馬だと信じてきたし、それを今日、見せられた」と喜び、「凱旋門賞が頭の中にあります」と秋の大舞台を口に出しました。
6頭立てと少頭数でしたが、ホークビルやアイダホという強豪に先着したことは自信になるはずです。
間近で見た生クラックスマン。馬体が輝いていて、重苦しさがなく、特徴のあるフットワーク、そして、勝負根性。レース後も全力を出し尽くしたという様子ではなかったような…。
【特別取材班】

英ダービー前日の古馬G1コロネーションCを制し、ウイナーズサークルへ向かうクラックスマンとデットーリ騎手。

※この連載は、極ウマ・プレミアムのニュースに載ったものを転載しています。

【高木 一成】

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