競馬コラム「極ウマ日記」 | 極ウマ・プレミアム

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2019年3月21日の記事

[2019年3月21日14時42分更新]

新人ジョッキー・亀田温心の野望?

今回は新人ジョッキーのお話。亀田温心(はーと)騎手(18=北出)が17日、中京7Rのグランドガールで、デビュー15戦目でのJRA初勝利を挙げました。
好スタートを決めて、2番手をキープ。直線で先行馬に並ぶと、懸命に追ってかわしにかかる。抜け出した後も必死に追って、ステッキを入れる。後続を寄せ付けず、2着に3馬身差の快勝。「最後まで必死でした。『後ろから来ないで』と祈ってました」。それまでの14戦、掲示板にも1度も載らなかっただけに、待望の初勝利に「ほっとした。気が楽になりました。自厩舎の馬で勝てたことがうれしい」。北出師は「よくやった!」と声をかけ、駆け付けた両親も喜んでくれました。
「温心」と書いて「はーと」と読む。名付けたのは母・千登世(ちとせ)さん。「温かい心を持った人間になるように」との願いを込めて。子どものころから、あだ名がついたことがなく、ずっと「はーと」と呼ばれているとか。初勝利直後もファンから「はーと!」と呼ばれて、うれしかったそうです。
亀田騎手は京都競馬場の近くで育ち、ほどなく乗馬を始めました。競馬場付近の酒屋さん「安井商店」で母が働いていたこともあり、競馬が常に身近にあって、自然と騎手志望に。夢は「大きなレースを勝って、『はーと』コールが起きればいいですね。インパクトのある名前で良かったです」と、にこやかに語ってくれました。
目標は幸英明騎手(43)。「どんな馬でも、最後まで全力でレースをする」ところに、魅力を感じ、尊敬の念を抱いているといいます。1歩でも近づけるよう心掛けていることは「積極的な競馬をすることと、コーナーワークを磨くこと」。一鞍一鞍を全力で、今週は中京に参戦。「はーとコール」への道のりは始まったばかりです。

【網孝広】

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